7月28日に放送された情報番組「あさイチ」(NHK)で、進行役のアナウンサーの有働由美子が視聴者からのFAX内容に苦言を呈するシーンがあった。
問題となったのは、女優の米倉涼子をゲストとして迎えた「プレミアムトーク」。米倉といえば、主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)での「私、失敗しないので」の決め台詞があまりにも有名。有働アナは番組冒頭で、米倉に当てた視聴者からの質問FAXを読み上げる。その内容は実際の私生活でも米倉は失敗しないのか、という内容だった。
ところが読み上げた後、有働アナは「(『ドクターX』は)テレビ朝日さんのドラマでございまして、NHKじゃないんで、いきなりこういう質問を送ってくるのはやめてください」と苦言。すかさず、同じく進行役の井ノ原快彦が「じゃあ、読まなきゃいいでしょ」と突っ込み、有働アナは思わずタジタジとなった。
だが、当の有働アナは同番組で他局の番組を大絶賛していた過去があったのだ。4月21日の放送では、タレントの木村拓哉がプレミアムトークにゲスト出演。そこで木村の主演ドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系)のラストシーンを紹介した。木村と女優・山口智子によるキスシーンだったが、有働は「このチューって、本当に男の優しさだと思うんですよ」「女に考えさせないで、クッて。ですよね? あれ、男の優しさのチューですよね?」と興奮気味に語っていたのだ。
「キムタクのドラマを大絶賛しておきながら、今回はダメとは道理が通りませんね。本人は冗談のつもりでも、ロンバケの回を見ていた視聴者は有働アナに総ツッコミしていたはずです」(エンタメ誌記者)
大門未知子とは違って、有働は「私、失敗しちゃった」ようだ。