浅田真央が、愛知県の県民栄誉賞を受賞する。
これまで愛知県には県民栄誉賞がなかったが、県民に夢や希望、活力を与えた功績を讃えるべく、第1号の受賞者として浅田が選ばれたのだ。
県民栄誉賞といえば、オリンピックで活躍したアスリートが表彰されて話題になることが多く、青森県の県民栄誉賞を2度受賞した卓球の福原愛、同じく青森県の県民栄誉賞にレスリングの伊調馨、三重県の県民栄誉賞にレスリングの吉田沙保里、奈良県の県民栄誉賞にボクシングの村田諒太などが選ばれている。
今回の愛知県県民栄誉賞の記念品は、地場産業であるノリタケ特注の磁器で、浅田真央のスケートをするシルエットにスケート靴や愛犬エアロのシルエットなどがあしらわれた世界に一つだけの可憐なティーセットになるという。
「羽生結弦選手も宮城県県民栄誉賞を受賞した際に、記念品として玉虫塗の大皿をもらい、ゆかりのスケートリンクに飾られています。浅田の記念品はみずからデザインを選んだという特注で、ノリタケのベテラン職人が腕を振るったようですから、このうえない逸品に仕上がっていることでしょう」(女性誌記者)
8月4日のアイスショーの際に、表彰とともに記念品の贈呈が行われるという。ノリタケには、レプリカを求めるファンの声が殺到しそうだ。
(芝公子)