渡部篤郎主演ドラマ「警視庁いきもの係」(フジテレビ系)が、健闘している。真裏にはTOKIOの長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」(TBS系)がありながらも、第5話までの平均視聴率は6.88%。この枠の前々回の小雪主演ドラマ「大貧乏」の平均視聴率4.91%、前回の観月ありさ主演ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」5.3%からみれば、まずまずの数字といえるだろう。
何より評価したいのは、視聴者から好評なことだ。感想として寄せられているのは「子供から大人まで観られ、毎回出てくる動物に癒されるほのぼのとしたドラマ」「今までありそうでなかった、動物視点で事件解決という新鮮さがワクワクします」「とっても楽しい。キャストも見事にはまって全くストレスを感じない」などだ。
テレビ誌ライターも「夏休みのこの時期、家族で観るのに推奨したいドラマ」と太鼓判を押す。
「1話完結の刑事モノですが、残虐なシーンはありません。人間関係のドロドロも、妙な形の恋愛もない。物語は毎回、動物が事件のカギを握っていて、その動物の生態が詳しく説明されています。安心して家族そろって観られる作品です。また、各話の動物の生態は、夏休みの自由研究の課題にもなり得ると思います」
保護者にとって、子供の夏休みの研究課題は悩みの種だという。このドラマで課題探しをするのもオススメだ。