女優の北川景子さんが、ドラマの撮影中は「1日9食」を食べているということで、一時期話題になりました。スレンダーな体なのにどうして?と思われがちですが、これには、単に太りにくいという背景もあるようです。
1日6食ダイエットで知られる料理研究家の浜内千波さんは、自著「野菜と肉は、6対1で召し上がれ:健康な体をつくる栄養のおいしいお話」(PHP研究所刊)の中で、1日6食、間隔を開けずに少しずつ食べることを推奨しています。これは、いわゆる血糖値を急上昇させないことで太りにくい体をつくるのが狙いなんだとか。ポイントは、一食を少量にすること。でも、6食トータルで食べる量は意外と多いのだそう。ダイエットの肝は、空腹状態をいかにつくらないかということにあるそうです。
北川さんは、間食におにぎり2個、カレー一皿などをガッツリ食べるそうですが、さすがにこれは「痩せる」とは言い難いものです。ただ、回数を増やすだけで、量は減らさずにダイエットできるとあっては、女性にとってはうれしい方法ですよね。北川さんを目指している人は、まずは6食から始めてみるのがよさそうです。