8月18日、バラエティ番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演して、38年間連れ添った妻と離婚したことを明かしたタレントで画家の片岡鶴太郎。
「3人の息子も成人したことと夫婦が還暦を迎えたことで話し合いの結果、円満に離婚することが決まりました。38年間の結婚生活にピリオドを打つきっかけになったのは、結婚5年目の29歳の時に“勉強部屋”を借りたこと。それ以来、月に2、3度しか家には帰らなかったそうですから」(スポーツ紙デスク)
20代後半、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で披露した近藤真彦のモノマネで一躍脚光を浴びてブレイク。熱いおでんを食べる芸は、上島竜兵らに引き継がれ、元祖リアクション芸人とも称される。
「80年代前半には『オールナイトフジ』(フジテレビ系)をはじめ、数々の番組で下ネタを連発。放送終了後には、湘南の海の家まで車を飛ばして遊びまわるなど、かなり羽目を外していました。その後、アイドルグループのメンバーとの不貞が報じられたこともありました。今とは別人のようのです」(前出・スポーツ紙デスク)
しかしそんな片岡が、1988年、突然「今までの自分が嫌になり、否定したくなった」と言ってボクシングのプロテストにチャレンジ。
「何事においても、のめり込みやすいタイプ。俳優、画家、書家、ヨギーとして成功を収めることができたのも、一人暮らしを許してくれた奥さんや息子たちのおかげではないでしょうか」(事務所関係者)
片岡自身もそんな家族に感謝して、息子たちの成長を温かく見守り、バックアップしてきたという。
「今や長男は、もつ焼き屋を始め飲食店をプロデュースする会社の代表。次男は去年、片岡、そしてデザイナーのコシノヒロコと3人展を開くなど、画家としての才能を開花させつつあります。そばにいなくても、父親として子供たちによく目を配ってきましたね」(前出・事務所関係者)
片岡の最終的な目標は「125歳まで生きること」。その暁には、芸名を“片岡鶴太郎”から“片岡亀太郎”に改名するなどという笑い話まで出ている。ストイックな鶴太郎に不可能はない!?
(窪田史郎)