女優の高畑淳子がレポーターの口をふさいだ! 8月23日に行われた出演舞台の制作会見で繰り広げられた蛮行が話題を呼んでいる。高畑は性的暴行容疑で逮捕された息子の裕太(のちに不起訴)について、「ご自身も息子さんが反抗期で‥‥」と質問した女性レポーターの口を押さえつける暴挙に。それに対し「親バカの極み」といった批判が殺到している。
高畑本人は「お察しください。暴力的ですみません」と謝罪していたが、芸能レポーターの口を物理的に封じるなど前代未聞。そんな高畑を知る演劇関係者は、息子思いの行動というよりも、高畑の本質が表れた一瞬だったと指摘する。
「テレビドラマでの活躍も多いものの、高畑の本質は舞台女優。現在は200人超の劇団員を抱える劇団青年座の取締役を務めており、劇団内ではまさに“女帝”です。団員に対して激しく演劇論をぶつけたり、命令したり怒鳴ったりは日常茶飯事。対立関係にあった有名女優が劇団を辞めざるをえなくなったという週刊誌報道もありました。とにかく、舞台の上では常に自分がトップだというプライドがあるんです」
その青年座に息子の裕太は劇団員でもないにもかかわらず自由に出入りし、女性団員に接近していたとも報じられた。その女性団員も高畑により退団のやむなきに至ったというのだから、それが事実であれば女帝であり暴君ともいえるだろう。
一方、被害者である芸能レポーターの平野早苗氏は「35年やっているが口を封じられたのは初めて」と仰天。口元を押さえられた時間は5秒ぐらいで、高畑の手に口紅も移ったという。相当の“圧”だったようだ。
(白根麻子)