モデルの紗栄子が公開した“神くびれ”が先日も話題になったばかりだが、女性ならば、キュッと引き締まった綺麗なウエストは憧れのはず。
でも、一生懸命にジム通いしても、なかなか理想的なボディにはならないのが現実。そこで普段の生活のなかできる、ウエスト引き締めのための補助トレーニングを紹介しましょう。
「椅子に座っている時、背すじを伸ばして足を組みます。次におへそを中心にお腹をへこませて、上にした足の側のヒップを椅子の座面から浮かせるようにします。息を止めないようにして、その姿勢を10~15秒キープしてください」(フィットネス誌編集者)
これは、おへそを中心にお腹を引き込むドローインという方法。お腹の一番内側にあって、コルセットのように取り囲んでいる腹横筋の引き締める効果があるそうです。そして、ヒップを浮かせることで、骨盤の上にある腹斜筋群を刺激させるのが狙いなんだとか。
「ヒップを浮かせた際に脇腹に手を当ててみてください。筋肉がキュッと引き締まるのがわかるはずです。腹斜筋群で骨盤を引き上げているのです。なぜその姿勢をキープするのかというと、実はこれもアイソメトリクスという、動きを伴わない筋トレ方法だからなんです」(前出・フィットネス誌編集者)
コツは、できるだけ背中をまっすぐに保つことだそうです。上半身が反対側に傾いてしまうと、腹斜筋群があまり使われなくなってしまうのだとか。左右交互に、1日数回、気がついた時に実行すればOK。
そして実はこの方法、うまくやればその場で数センチもウエストサイズが縮まることもあるといいます。
「その時の効果は一時的なものですが、繰り返しているうちにお腹のさらに奥にある筋肉群が張りを取り戻して内臓の重さを支えられるようになり、引き締まったお腹まわりになれますよ」(前出・フィットネス誌編集者)
なるほど、継続が大切だということですね。一般的に足を組むのは「体が歪むからいけない」と言われますが、意外な活用法もあるものですね。