HKT48の指原莉乃が、その多忙ぶりをツイッターで愚痴ったようだ。
9月7日の未明に指原は「スタジオと家を行き来するだけの日々。広大なところでロケしたい」とツイート。現在の環境については「幸せだけど」と前置きしつつ、「今日の天気も気温も知らないままだなと思うことの方が多いなあ」と素直な気持ちを吐露した。
たしかに最近の指原は多忙を極めている。劇場支配人を務める「HKT48」に加え、今年2月には瀬戸内地方に新設された「STU48」でも劇場支配人とメンバーを兼任。さらに8月に初ライブを行なった新グループ「=LOVE」(イコールラブ)のプロデューサーも務めており、文字通り八面六臂の活躍を見せているのだ。
しかも8月4~6日に開催されたアイドル夏フェスの「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」では“チェアマン”を務めるなど、まさに休む暇のない充実ぶり。そんな指原の活躍を知るアイドル誌の編集者は、指原が愚痴ったのは多忙さだけが理由ではないとの見立てを語る。
「アイドルとしては10年目の指原ですが、芸能人としてはまだ24歳の若手タレントに過ぎないのも事実。しかしアイドル業界でのポジションがあまりに上に行きすぎてしまったため、周りから仰々しく扱われ、指原自身が居心地の悪さを感じているのではないでしょうか。TIFでは共演するアイドルたちから『一緒に撮影してもらうなんて無理だよね』と遠慮する声が聞こえてきたそうです」
売れっ子になった今でも本人はいたって気さくで、取材ではちょっとした差し入れにも『嬉しい!』と言う気遣いもあるという。挫折を知るだけに天狗になることもなさそうだが、周りが気を使いすぎる現状には、有難く感じつつも悩んでいるのかもしれない。
(金田麻有)