野菜や果物、氷をミキサーにかけ、シャーベット状にして飲むスムージーは、冷たいのが基本。加熱処理はしません。なぜなら、火を通すと、野菜に含まれる肝心の「酵素」が死んでしまうこともあるからです。だからこそ、スムージーは栄養が豊富で、ダイエットにも向く飲み物なのです。
しかし、一方では温かいホットスムージーもあります。でもそれって、「温めると酵素が死んでしまうので意味がないのでは」と心配になってしまいますよね。
そこで、ホットスムージーのポイントになるのが、「リンゴ」を使うこと。
モデルで野菜ソムリエでもある菅野広恵さんは、梨とリンゴと生姜を入れたホットスムージーを、ダイエットに活用しているのだとか。
スーパーフード&ライフスタイルクリエーターであるwooninさんの著書「まいにちスムージー100」(主婦の友社刊)によると、リンゴには食物繊維のペクチンが含まれていて、温めることで抗酸化物質であるポリフェノールの吸収力をアップする働きがあるのだそうです。
また、管理栄養士の金丸絵里加さんの著書「手づくり健康酢バイブル」(主婦の友社刊)には、ペクチンには糖の吸収を抑える働きがあるため、血糖値上昇を防いでくれると書かれています。
美容やダイエットには至れり尽くせりのリンゴ・ペクチン。この秋、ホットスムージーで、ダイエットに挑戦してみては?