広瀬すずが出演するアパレルブランドの新CMに世間から容赦のないツッコミが入っている。
同CMは、広瀬が線路沿いを歩く映像に「人の悪口は言わない。とにかく人の悪口だけは言いません。私は幸せになりますか? なれますよね」という本人のナレーションが入るというもの。しかし広瀬には、大人をバカにしたような過去の失言があるため、失笑を買っているのだ。
「いやいや、人の悪口言ってたじゃないですか」「悪口を言ってたから、あなたは幸せになれません」といったCMの内容を皮肉った書き込みがネット上に氾濫。どうやら世間には「広瀬=悪口」というイメージが浸透してしまっているようだ。
「視聴者の記憶には、広瀬が15年放送のバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で放った心ない言葉が強烈に残っているのでしょう。『なんで自分の人生を、女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?』『大人になって年齢を重ねるとともに、本当に声を録るだけでいいの?』と音声スタッフに対する配慮のないコメントが批判され、炎上していますからね。今回のCMに対して世間の人々が敏感に反応するのは無理からぬところでしょう。もちろんCMのセリフには台本があるとはいえ、失言騒動当時は番組放送翌日にブログで謝罪しているぐらいだから、このナレーションを渡されたときには広瀬も心苦しかったのではないか。
じつは同社のCMには、広瀬の他に宮崎あおいや鈴木京香が出演している別バージョンがあり、なぜこの内容が広瀬に割り当てられたのかも謎。制作サイドの真意が気になります。『私は幸せになりますか? なれますよね』と念押ししているところにも何となく悪意を感じます」(エンタメ誌ライター)
その違和感が世間の注目を集めているのであれば、CMとしては「狙いどおり」なのだろうが。
(本多ヒロシ)