11日に放送されたバラエティ番組「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に女優の遠野なぎこが出演。「下流中年女子」について辛口のコメントを放った。
番組では「下流中年女子になる人の共通点」と題した「日刊SPA!」の記事をピックアップ。女性の所得は40代以降に下がっていくという統計があり、それに加え、結婚を考えていた相手との失恋などの要素が加わると、頼りにできる人間がいなくなる。その結果、40代以降に貧困にシフトしていくという。
これに対して遠野は「単純に考えると、男の人にちょっと頼りすぎというか、自分の人生を男性というか、自分と違う人間に委ねられる勇気はすごいと思う」と皮肉交じりに発言。続けて「たとえ結婚していても、どんな関係性でも完璧な保証ってないんです。いつ終わるとも知れないんですよ。強く、たくましく、お金を貯めて……というのをベースに考えて生きていかないと」と持論を展開した。
確かに不貞・離婚ばかりの昨今、男性に依存しきった生活はリスキーかもしれない。ただ、遠野の場合は、自立する理由がちょっと違うようだ。
「2012年2月12日に放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した遠野は、最高7股交際していたことを告白しています。ただし、付き合っているわけではなく、しかも1人につきデートは3回までと決めているとのこと。理由は『4回以上デートをすると飽きるから』というものでした。この割り切った発言を聞くかぎり、遠野に男性に頼る姿勢は微塵も感じられない。まさに、強く、たくましく、そしてお金もしっかり貯める生活を自ら実践しているのでしょう」(テレビ誌記者)
番組のコメンテーターのタレント・武井壮も、遠野らを指して「ここの女子、強すぎるから!」と発言していたが、遠野なら“上流老年女子”にもなれるに違いない。