9月13日から、昭恵夫人を伴ってインドを訪問していた安倍首相。訪問地、インド西部グジャラート州は、ナレンドラ・モディ首相の地元でもあることから、街中に安倍首相のポスターを貼って歓迎。モディ首相は、到着機のタラップの下で安倍首相を出迎える歓待ぶりで、顔を合わせるやガッチリとハグし合い2人の親密さをうかがわせた。
空港内で行われた歓迎式では、吹奏隊による演奏の後、この地のインド音楽と舞踊が披露された。モディ首相は、安倍首相と昭恵夫人の間に立ち、にこやかに説明していた……その時だ。昭恵夫人は手持ちのバッグからスマートフォンを取り出すと、やおら演奏家や踊り子たちを撮影し始めたのだ。その姿はまるで観光旅行に来ている一般客のよう。
全国紙記者は、その映像を見て呆れたようにこう嘆いた。
「歓迎式典の真っ最中に、その様子を撮影するファーストレディーがどこにいるでしょうか? しかも、プライベートではなく公式な場。見ている国民も恥ずかしくなりますよ。森友学園問題だって、そもそも昭恵夫人があんなに肩入れしなければ、役人の忖度もなかったはず。昭恵夫人を“おおらかで飾らない人”と評する人もいますが、とどのつまりは“世間知らずの人のいいお嬢ちゃん”ですよ」
政治アナリストの伊藤惇夫氏からは「自分が動くことで世界が良くなっていくと信じる“善意の暴走族”」と評された昭恵夫人。彼女の暴走はどこまで続くのだろうか?