NHK連続テレビ小説「あさが来た」が、5週連続して視聴率20%を突破。高視聴率をキープしている。そんな中で、女性ファンの注目を集めている俳優がいる。五代友厚役を演じるディーン・フジオカである。
「『ディーン・フジオカって、誰ですか?』という電話が、NHKに殺到しているようです。抜擢した番組スタッフもしてやったり。戦隊モノ上がりのイケメンとは一味もふた味も違い、英語も喋れて身のこなしに品がある。大ブレイクの予感ありです」(NHK関係者)
簡単にプロフィールを紹介しよう。日本と中国のハーフ。高校卒業後、シアトルに留学してIT学科を専攻。卒業後、アジアの様々な国々を廻っている最中、香港でスカウトされ、香港を拠点に雑誌や広告、ファッションショーのモデルとして活躍。映画デビューも飾り、やがて活躍の場を台湾に移し、映画やドラマで人気を博してきた。
「日本では2012年に映画で主役を演じ、2015年フジテレビの木曜ドラマ『探偵の探偵』に出演し、注目を集めました。実は、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにも出場したことがあるんです。グランプリは取れませんでしたが、ファイナリストに残りましたよ」(女性誌記者)
しかし、そんな女性ファンからため息が漏れる、ちょっとした事件が起きた。
「1日に行われた『あさが来た』のプレミアムトークショーでの出来事。司会者から1歳になる双子の話を振られ、『パパで~す』と答え、会場の女性ファンがドン引き。絶句していました。インドネシア人の奥さんがいることまで知っていましたが、何も子供のことまで言わなくてもよかった。逆輸入俳優として、せっかくプレイク寸前だった金の卵の価値を、みずから落とさなくても‥‥局内でも波紋を呼びました」(前出・NHK関係者)
なんともNHKっぽい珍事。果たして子持ちの逆輸入俳優は、朝ドラ人気復活の救世主となれるのか。