お笑いタレントでパフォーマーの渡辺直美がゴールデンタイムで初主演した連続ドラマ「カンナさーん!」(TBS系)が9月19日、最終回を迎え平均視聴率は10.1%をマークした。
「夏枯れで視聴率が落ち込むこのクールで、全話の平均視聴率が10.17%と2ケタ台だったのは、まずまずの数字といえる。後半になって姑役の斉藤由貴のスキャンダルが出て、数字の低下が懸念されましたが、よく健闘したと思います」(テレビ誌ライター)
しかし、漫画の原作を知る視聴者は、最終回に不満が残ったようだ。離婚したカンナと礼(要潤)が最後にはヨリを戻すハッピーエンドだったのだが、「原作通りに別れればよかったのに」「つまらん最終回」「エンディングは絶妙に寒い。こんなキュンキュンしないことある? モヤモヤしっぱなし」など、後味の悪い思いをしたようだ。
さらに、“本気の不貞”を主張していた礼が、最終的に元妻の元に戻るというストーリーに対して「男ってズルいよね。芸能人もみんなそうだけど、結局奥さんのとこに戻ります?反省してます?チャンチャンって感じ。不貞相手ってただ欲求を満たすだけの存在なの?」「奥さんのとこにあっさり戻る⇒反省してる⇒やっぱり悪い奴じゃない、みたいなのってなんか違う。結局女バカにしてんじゃん」など、女性視聴者は不貞男のご都合主義にも不快感を覚えたようだ。