超高齢化社会に突入した現代、今後の長い老後のことを思うと将来設計に心配する人も多くなっていきます。昔とは異なり、いまや第二の人生は、思っているより長いのかもしれません。
そんななか、昨年フランス人の102歳の男性が自転車で世界記録を更新したというニュースが報じられました。競技用のウエアに身を包み、サングラスの脇から覗く皮膚はシワシワで、まさに102歳と疑いようもない年季があります。しかしその姿は、日本で見かける老人とは明らかに違うのです。しかもこのマルシャン氏、なんと「150歳になるまで自転車で走り続けたい」と語っているから驚きます。
ここまでくると、60~70代なんて全然若いと思ってしまいますよね。その長生きの秘訣はいったいどこにあるのでしょうか。5つのポイントを挙げてみました。
1.「腹七分目」の少食
2.乳製品をよく摂る
3.おしゃべりである
4.人生に目標を持ち続ける
5.運動が好き
あの長寿の医師で知られる日野原重明先生や、きんさんぎんさん、そのほか多くの海外を含めた研究・調査結果を調べると、これらの特徴が浮かび上がってきます。
なかでも最も重要なのが「常に10年先のことを考える」という日野原先生の言葉のように、人生に目標を持って生きること。食生活や運動も重要ですが、こうした内面から生まれるチカラこそが、案外人間の長寿の秘訣なのではとも言われています。
長生きしたいと思うのなら、常に貪欲に大きな目標を掲げて生きてみてはいかがでしょうか。