公式ホームページで来年9月16日をもって引退することを発表した安室奈美恵。ラストイヤーのライブは、早くもプラチナチケットになることが予想される。そんな中、11月8日に発売されるベストアルバム「Finally」に、小室哲哉プロデュースの楽曲が収められるという報道が「女性自身」の取材で明らかになった。
「今年の8月、極秘に小室哲哉と会った安室は、ブレイクのきっかけを作ってくれた恩師ともいうべき小室に“引退”を報告していたようです。その時、話が盛り上がり、小室プロデュースによる新曲が決まったといいます」(女性誌記者)
デビュー当時まったく売れず、母との「3年たっても売れなかったら沖縄に帰る」という約束の期限が迫ってくる中、小室と出会い95年に「TRY ME~私を信じて~」が大ヒット。98年に出産・育児のため休業した時も、小室プロデュースによる「CAN YOU CELEBRATE?」で復活を遂げました。大ブレイクを果たした安室は、小室ファミリーを離脱したあとも小室へのリスペクトの気持ちを忘れていなかったという。
「過去は振り返りたくないという思いから、一時期歌わなかったこともありますが、その当時も『小室さんが作ってくれた歌はいい歌が多い。いいものはいいと言える大人でいたい』とインタビューで答えていましたし、20周年記念ライブのDVDでは裏面に『Special Thanks Tetsuya Komuro』の記載があり話題になりました」(音楽誌ライター)
「女性自身」によると、すでに曲は出来上がりレコーディングに入っているという。
「96年にリリースされた大ヒット曲『Don’t wanna cry』を思わせるようなアップテンポな曲。これは間違いなく11月に発売されるアルバムの目玉になりそうですね」(前出・女性誌記者)
安室は10代、20代、30代と、3年代でミリオンヒットを飛ばしてきた唯一のアーティスト。小室哲哉と再びタッグを組むことで、不可能と思われた40代のミリオンヒットも、夢ではないかもしれない。
(窪田史郎)