モデルの市川紗椰がメインMCを務めていた「ユアタイム」(フジテレビ系)の後番組として2日、「THE NEWS α」の放送がスタート。平均視聴率は4.0%と「ユアタイム」最終回放送を0.5ポイント上回った。かろうじて番組関係者の面子を保ったかたちだ。
同番組は、椿原慶子アナウンサーがメインMCを担当。椿原アナは「みんなのニュース」など、報道番組を中心に活躍してきた。フリーアナウンサーに転身したカトパンこと加藤綾子アナの同期で31歳だ。
「『THE NEWS α』でも、そつなく番組を進行し、無難なスタートを切りました。椿原はもともとアナウンス力が高く、原稿を噛むこともなく、コメンテーターへの話の振り方も絶妙。安定感がありますね」(テレビ雑誌記者)
ところが、ネットの反応は少し違ったようだ。「椿原のどアップが多すぎ。あそこまで寄りの画を見せられると、ちょっと引く」「椿原のアップが目に焼き付いて、頭から離れない」「何度も顔がどアップになるのでチャンネルを替えた」など、その独特のカメラワークに拒否反応が少なくなかったのだ。確かに70インチテレビで測ると、顔の大きさは天地50センチ近くにもなった。
「かつて『ニュースJAPAN』のMCを務めた滝川クリステルは、左斜めのカメラから映されることが多く、その姿が美しかったことから“左斜め45度の女神”ともてはやされました。滝川のように、椿原アナもインパクトのある映し方をして話題にしたいという狙いがあったのかもしれませんが、現時点では逆効果のようですね」(前出・テレビ雑誌記者)
ただ、この4K時代にドアップに堪えられる椿原アナの肌が美しいということだけは間違いなさそうだ。
(石田英明)