仕事もノってきているし、今は恋愛よりも楽しいことがたくさん。だけど、たまには恋人気分も味わいたい。だから、一緒にベッドを共にする男友達はいる‥‥。
そんなアラサー女子たちが、昨今意外に多いという。そんな彼女たちが“男友達”と称する彼らとどのように付き合っているのか、また、結婚についてどう考えているのか、その実態について聞いてみた。
まずは28歳会社員のSさん。恋人ではない男性は現在2人いて、1人は年下の23歳、もう一人は35歳だという。
「学生時代のような感覚で、恋愛っぽいイチャイチャムードを楽しみたいときには年下。疲れていて、甘えてみたかったり癒されたいときは年上、と使い分けています」
しかしいずれも正式な彼氏にするつもりはないという。
「この関係に“気持ち”はないよと言っています。恋愛に発展すると、仕事中も相手のことを考えてしまったり、泣いたり怒ったり。女って面倒くさい生き物になるじゃないですか。そうはなりたくないから」
結婚したいと思ったときには、改めて婚活パーティーなどで“条件重視”で探したいと言う。
次は33歳会社員のKさん。3~4カ月のスパンで男友達が入れ替わるという。
「同じ相手だとマンネリしちゃうから。常に刺激がほしいので、いいなと思った相手を身体だけの関係に持ち込んで、しばらくしたら連絡を絶ちます。『好き』とか『愛してる』と言わなければ、相手も割り切ってくれる。だからスパッと断ち切れます」
飲み代は奢ってもらうけれど、ホテル代は「割り切った関係」であることを表明するためにも必ず割り勘にしているという。
「結婚は‥‥私には向いていないかも。すぐ離婚しちゃいそうだし。プライベートで刺激をもらって、それが仕事のモチベーションにつながっていけばいいなという感覚です」
最後は、27歳のお相手がいるという、34歳会社員のUさん。
「彼、顔も身体も私好みなんですけど、話はあまり合わないんですよね。フリーターで就職はする気もないみたいなんで、結婚したいとも思わない。でもちょうど今彼氏がいないからいいかなって‥‥」
Uさんは「若くてイケメンの子を連れている自分が好きっていうだけなんです」と自己分析する。一昔前なら、若い美女を連れ歩くのがオジサマたちのステータスだったが、今やその現象が逆転しているということか。
恋愛にも結婚にも結びつかない関係。皆さんならあり得ますか?