ものまねタレント・清水アキラの所属事務所は10月17日、公式サイトを通じて、禁止薬物の使用容疑で逮捕されたタレントの清水良太郎容疑者を、同日付で解雇処分にしたと報告した。
良太郎容疑者が10月11日に逮捕された翌日、号泣謝罪会見を開いた父・アキラに対し「アキラさんをあんなに泣かせて、良太郎はなんて親不孝なんだ」とダウンタウン松本人志やマツコ・デラックスら多くの芸能人が同情を寄せた。
そんな中、元プロレスラーでタレントの北斗晶が、17日に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演。この謝罪会見を受けて「芸能界に入った息子さん娘さんが何かしでかした時に、親が出てきて謝る。いつから親が出てきて謝るようになったのかな」と違和感があるとコメントした。
息子も立派な大人だけに、ごもっともな意見にも思えるが、視聴者は「七光りの二世タレントなら親が出てくるのもしょうがない」「清水さんの場合は、同じ事務所だし仕方ない」「家族でやってる事務所だし、一緒にものまねの仕事してる訳で、この人の場合は記者会見やって正解」など、北斗に対する異論が相次いだ。
「一家でメディアに出ている芸能ファミリーであれば謝罪は当然」と芸能記者は言う。
「親子共演でバラエティ番組などに出演して売り出しているのだから、そのどちらかが不祥事を起こした場合、なんらかのコメントを要求されるのは仕方がないことだと思う。記者の立場で言えば、私生活を切り売りしてタレント活動している人ならなおさらです。松本やマツコの意見は理解できるが、北斗の発言にこそ違和感を覚えます」
北斗としては、親が謝罪する風潮に一石を投じたつもりかもしれないが、世間からは却下されてしまったようだ。