クズ男じゃなかったの?
19日に放送されたバラエティ番組「深夜でロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で、三四郎・小宮浩信の素顔が明かされ、好感度が上がりそうな異常事態だ。
番組では「嫌われ系芸人 リアル好感度GP」と題し、世間のイメージがあまり良くないと思われる芸人10人を番組が厳選し、番組ADなど業界スタッフ166人のアンケートをもとに、「実際に仕事をしてみたら本当はいい人だった」ランキングを発表。
エントリーしたメンツは小宮をはじめ、品川庄司・品川祐、NON STYLE・井上裕介、安田大サーカス・クロちゃんなど、確かに嫌われ芸人ばかりだったが、ここで小宮は、なんとアンガールズ・田中卓志に次ぐ「いい人」2位にランクインしたのだ。
小宮といえば、ドッキリ企画で中尾彬に対して「何だアイツ」と悪態をつくなど、かなりのクズ人間イメージがあったが、アンケートでは「優しかった」「礼儀正しく好青年」「育ちもとても良いし常識人」「また仕事がしたい芸人の1人です」などと現場の評価はとても高かった。また、年下の20代ADと偶然電車で会った際には、マスクを取って挨拶したことも紹介され、そのADから「僕のようなADの顔まで覚えてくださりとても嬉しかった」とのタレコミも紹介されていた。
「小宮が性格悪いと言われるようになったきっかけは、同番組のドッキリ企画。メイプル超合金・カズレーザーのいい人ぶりを証明するために、その比較対象としてドッキリにかけられたことが発端です。タクシーで運転手に年収を聞かれる、飲み屋で一般人に飲みに誘われる、中尾彬が楽屋に突然訪ねてくるという同じドッキリを仕掛けられましたが、カズレーザーは人が良すぎるというか、あまりにもぶっちゃけておりむしろ変人。そんな特殊な性格のカズレーザーと天秤にかけられたら、誰だって悪い奴に見えてしまいますよ」(エンタメ誌ライター)
出川哲朗や上島竜兵など、ポンコツと言われる芸人は性格がいいといわれがち。小宮もそれに該当するようだが、“クズキャラ”で売れている小宮としては痛し痒しかもしれない。
(本多ヒロシ)