先の衆院選で、9歳年下のイケメン弁護士とのW不貞疑惑の逆風をしのぎ、当選を果たした山尾志桜里氏。直後の会見では「(不貞報道について)必要な説明はやってきた。公私のラインは引かせてもらっている。一定の信託をいただいた」と胸を張り、取材に訪れていた“天敵”週刊文春の記者から結婚指輪がないことを突っ込まれると「その質問に答える必要はないと思います」と突っぱねた。ただ、有権者の中には「当選したとたんに昔の偉そうな口調に戻った」「これで禊は済んだといわんばかりのドヤ顔にびっくり」と疑問がくすぶっているようだ。
「弁護士の奥さんが実家に帰っている間に、自宅を含め週に4回も密会しているのに、『打ち合わせしていた』では説明責任を果たしたとは言いがたい。世間の印象は“ダークグレー”のままです。しかも今回の選挙では、山尾氏がかつて『悪い事をしておきながら涙目で潔くすれば男の美学みたいなところに違和感がある』と舌鋒鋭く不貞を非難した宮崎謙介前議員の妻、金子恵美氏は落選。不貞をされた妻が落選してダークグレーな山尾氏が万歳するという結果に理不尽さを感じる有権者も多いようですね」(週刊誌記者)
また開票翌日の23日には、山尾氏の選挙区である愛知7区の“無効票”が11291票と通常よりかなり多かったことが判明。一騎打ちを演じた自民党候補とは834票の差しかなかったため、再集計を求める声もあがっている。
「排除の論理では幸せになれない!」と小池批判も飛び出した山尾氏。都合の悪い記者の質問も排除なきよう願いたい。