何かと賛否がうずまく「バイキング」(フジテレビ系)だが、10月25日までに元女優の江角マキコ氏に対する謝罪文を番組公式サイトのトップに掲載した。
問題となったのは今年2月の放送で、江角氏の不貞問題や不貞の相手とされる人物と江角氏が取り組もうとしていたビジネスなど、さまざまな疑惑を取り上げた。江角氏の代理人から放送内容が事実と違うと抗議を受け、社内調査をした結果、取材・確認が不十分であったとして謝罪文掲載に至ったという。
「江角さんが女優を引退した直後の放送でしたが、古巣である同番組が内容の精査をしないまま放送してしまうとは…。身内をかばいすぎるのも気持ち悪いですが、辞めたとたんにこれでは気の毒です」(女性週刊誌記者)
江角氏は15年12月に番組を降板するまで1年8カ月にわたって「バイキング」のレギュラーを務めてきた。番組卒業の日にはMCの坂上忍から「火曜バイキングを支え続けてくださった」と労われ、江角氏も「ありがとうございました。これからもバイキングをよろしくお願いします」と挨拶している。
こうした経緯もあってネットには「仲間だった人にずいぶんひどいことするね」「宮迫の不貞はあんなにかばったくせに」といった意見が噴出、「誤報ばっかり」「問題多すぎ」「もうこの番組ダメなんじゃない?」など、番組の存続を危惧するようなコメントも目についた。
ただ、事実とどこがどう違うのかはっきりしていないため、視聴者はもやもやしているようだ。
(笠松和美)