「本人にアンチが多く逆風にさらされても、作品にそれなりに恵まれ、興行的には何とか結果を出してきた。映画業界の広瀬すずの評価はそんな感じでした」(スポーツ紙芸能担当記者)
そんな中、スイーツ系の期待の最新作として、同週公開のハリウッド映画「ブレードランナー2049」と同規模の全国337館で封切られた広瀬と生田斗真主演の最新作「先生!、、、好きになってもいいですか?」が、予想を大きく下回る大苦戦のスタートになっているようだ。「海街diary」「ちはやふる」「四月は君の嘘」「怒り」「チア☆ダン」「三度目の殺人」と、主演助演に限らず出演作はすべてそれなり結果を出してきた広瀬にとって、自身初の大コケとなってしまった。
「公開2週目の『ミックス。』に水をあけられ、同じく大ヒットとはいえない2週目の『斉木楠雄のΨ難』にも及ばずの5位発進。広瀬を含め、関係者はガッカリでしょう。興行収入の最低目標10億円も危ういところです。理由はいくつか考えられます。流行り廃りの激しい少女コミックの中から、90年代の原作マンガをあえて映画化していること。しかも、先生と女子生徒のありがちなステレオタイプかつファンタジー過ぎる恋愛ストーリーであること。そして“2時間たっぷり広瀬すず”に賛否両論があることです」(前出・芸能担当記者)
生田斗真とのW主演なのに気の毒な気もするが、観た人の感想は広瀬に向けられたものが多かった。「広瀬を可愛く撮ろうとしてるだけじゃん」「話が現実離れしすぎて笑える」「広瀬すずがあざとい小悪魔に見えた」などネットの意見は辛らつ。「ちはやふる」などを絶賛した映画評論家たちからも、今回はあまり推す声が少ない。
関係者は“コケない女優”広瀬すずの粘り腰に期待するしかない?
(塚田ちひろ)