元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が共演し、話題になったインターネット番組「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)で、香取が一瞬、現場をヒヤリとさせる行動をとり、視聴者を驚かせた。
問題の場面は2日深夜のパートで草なぎが「新しい別の窓。略してアベマ」というタイトルの新曲をこの日のために制作し、ソロでギターの弾き語りをしたとき。タイトルだけ見ると、AbemaTVのために作ったようにも思えるが、その歌詞を見ると「嘘だらけ悲しい世界じゃ笑顔が作れない 何にも言えなかった」「新しい窓でかく開けようぜ 新しい地図、仲間が待ってる」と、沈黙を守り続けたSMAP解散を想像させたり、新たなスタートを切った3人を思わせるなど、メッセージ性の強い楽曲となっている。
これを草なぎは熱く歌い上げ、稲垣、香取も温かいまなざしで見守っていた。そして無事、歌が終わり拍手に包まれたのだが、香取は一時的にカメラからフレームアウト。驚くべき行動を取ったのだ。
「香取は男性スタッフの1人をつかまえて、カメラの前に戻ってきたのですが、その表情は真剣そのもの。というのも、現場スタッフを含めて草なぎの歌をしみじみ聴いていた中、その男性スタッフ1人だけ口を手で押さえてクスクス笑っていたとのこと。香取はそれがどうしても気になってしまったようで『なんで笑ってたの?』と尋問したのです。これがギャグであればいいのですが、その時の香取の目は大まじめ。そのためか、捕まった男性スタッフも、おどおどしながら応対していました。異様な空気を察したのか、歌っていた当の草なぎが『笑ってくれるなんて最高だよ』と、香取をなだめようと必死にフォローに回っていたのが印象的でしたね」(エンタメ誌ライター)
この場面についてネット上では「香取、これガチでキレてるだろ」「ちょっと怖かったわ」「生放送の裏でボコられてるんじゃないか」などと、香取が本気で怒っていたと見る向きが多かったようだ。
「このやりとりは深夜3時半ごろでしたし、本人も眠いと話しており、睡魔から目つきがキツくなったのかも。その前のカラオケ企画中にも香取は一人、かなりのハイペースでお酒を飲んでいたので、酔っ払っていたのかもしれません。そうであっても、草なぎの曲の歌詞は香取にとってかなり心に響く内容なので、そこで笑うというのは理解しがたかったのでしょう」(前出・エンタメ誌ライター)
親友・草なぎを嗤う者は許さないという香取の本音の表れだったのだろうか。
(田中康)