9月7日発売の「週刊文春」で倉持麟太郎弁護士との不貞疑惑が報じられた山尾志桜里衆院議員。発売同日、民進党に離党届を出し、先の総選挙に無所属で出馬。僅差ながら当選し不貞疑惑は収束しつつあるようにみえた。だが、11月7日付の神奈川新聞において「むき出しの好奇心には屈しない」として、倉持弁護士を政策顧問に迎えると発表。再び世間に格好のネタを提供してしまった。
この話題は連日ワイドショーを賑わせており、11月14日放送の「バイキング」(フジテレビ系)でも取り上げたのだが、この日、ゲストコメンテーターとして出演していた元衆議院議員で東京地検特捜部出身の若狭勝弁護士は「検事的発想ですよね。顧問に起用することで潔白を証明したかったのだろうけど、失敗した」と、元検察官だった山尾議員をバッサリ。
返す刀で「この間まで、国会議員をやっていましたが、深夜まで(男女2人が)ホテルで打ち合わせなんてことは一回もない」と自虐的笑いを誘いつつコメント。さらに「国会議員は、不貞してはいけないという法を作ってもいいくらい」と言い切り、「(倉持弁護士ではなく)僕を顧問にすればよかったのに」と、山尾氏にアドバイスまでして、スタジオを大いに沸かせた。
山尾議員に対しては、地元の愛知7区の有権者からも「厚顔無恥。破廉恥な方。恥ずかしいということを知らない」「裏切られた思いだ」「当選したから、なにやってもいいって考え方がおかしい」など、相変わらず厳しい意見が噴出している。
不貞疑惑相手の政策顧問起用という「ウルトラC」は、今後も尾を引きそうだ。