11月16日、「第68回NHK紅白歌合戦」(NHK)の出場メンバーが発表された。今回、一部報道で出場が有力視されていたサザンオールスターズ・桑田佳祐の名前はなかった。
「桑田は、今年注目された有村架純主演のNHK朝ドラ『ひよっこ』の主題歌を担当。またそれ以外にも、彼が所属する事務所の後輩である俳優の小出恵介が、不祥事でNHKのドラマをお蔵入りにさせている。そのため同事務所は代償として桑田を出演させるとの観測もあったんです。しかし、本人が首を縦に降らなかったのか、実現には至らなかったようです」(芸能記者)
NHKは放送ギリギリまで、桑田と交渉を続けていくと発表しているものの、出場の可能性は低そうだ。
また今回、桑田と同じ事務所で、若者からカリスマ的な人気を誇るロックバンド「ONE OK ROCK」(ワンオク)の出場も見送られた。ファンからは出演が熱望されている彼らだが、当人は乗り気ではないという。
「ワンオクは人気バンドだけに、NHKも出場させたいはず。しかしヴォーカルのTakaは、過去のラジオ番組で紅白について『俺、出たくないから』と明言しています。彼いわく、紅白は田舎のお婆ちゃんを喜ばせるためのもので、東京生まれのTakaにはそういう感覚がないため、出る気持ちになれないとのこと。また彼は元々、ジャニーズグループのNEWSに所属していましたから、同事務所タレントが多数出演する紅白は、様々な問題で共演しづらいという理由もあるのかもしれません」(前出・芸能記者)
年々、出場者が地味になってきているとの声も多い紅白。もしワンオクが出場すれば若者からの注目度は抜群だが、今後、彼らが紅白のステージに立つことはなさそうだ。