篠原涼子主演ドラマ「民衆の敵」(フジテレビ系)の第5話が11月20日に放送され、平均視聴率は第4話の7.6%からさらに下げ6.9%にまで下降した。出演者には旬の俳優、高橋一生、古田新太、千葉雄大に加え、余貴美子、田中圭、石田ゆり子ら人気俳優を配したにもかかわらず、この数字は痛恨の極みだろう。
それでも、第5話の冒頭は、視聴者の関心をくすぐった。篠原、千葉、前田敦子、斎藤司(トレンディエンジェル)らが演じる新人市議会議員が、カラオケボックスに繰り出し、宴たけなわのシーンでかかった曲は「恋しさと せつなさと 心強さと」。ステージに立っているのは、佐藤智子を演じている篠原本人だ。
視聴者は「まさかの本人歌唱!」と歓喜したのだが、斎藤演じる園田がチャチャを入れ、歌い始めから遮ってしまったのだ。
一瞬、期待した視聴者は「ちゃんと歌って欲しかったー」「今の篠原が歌ってるとこ見たかった…」「マジで聞きたかったのに」など、ぬか喜びに終わったことに憤慨。
「篠原は、女優業にシフトしてから、歌番組にはほとんど出演していません。楽曲が流れたとしても、昔のVTRで生ではない。だから篠原ファンとしては、今の彼女の生歌を聴きたかったはず。それなのに、とんだ肩透かしを食らって、さぞかし残念だったでしょう」(芸能記者)
毎回、篠原の生歌シーンが盛り込まれれば、低迷している視聴率アップの起爆剤になるかもしれない。