女優の土屋太鳳が21日、佐藤健とのダブル主演映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の試写会で行われた舞台挨拶に登壇。撮影中の苦労を語った。
同作は、結婚式の3カ月前に女性が原因不明の病気で意識不明となり、数年後に意識を取り戻すというストーリーなのだが、その闘病シーンのために土屋は4時間かけて特殊メイクをしてもらい、メイクを崩せないために身動きがとれず、笑うことすらままならない状態だったとか。
ところが佐藤は「笑うと(メイクが)取れちゃったりするので、なんとか笑わせようとして」土屋にちょっかいを出していたという。それが土屋は「本当にツラかった」と振り返った。
土屋は、そうした佐藤の気遣いがありがたかったようで「すごくパワーをもらいました。佐藤健さんが『大丈夫?何かできることない?』って、脚をマッサージしてくださったり…」と感謝。詰め掛けた観客のほおを緩ませた。
ところが、この微笑ましいやり取りがニュースに上ると、ネット民は過敏に反応。「ほんとこいつなんなん」「佐藤が女たらしというより、土屋が男たらしなんだよね」「彼氏でもない男に脚をさらわせる女とか何か気持ち悪い」「男性有名人に優しくされたことアピールしたがるよね」と土屋に対するブーイングが沸き起こったのだ。
「お姫様抱っこや濡れ髪密会などの武勇伝を考えれば、佐藤にとって脚のマッサージくらいは『好意』でなく『厚意』程度のものなのでしょう。土屋もそう確信した上での発言でしょうが、それを記者会見で喜々として語るところが『あざとい』『不用意』と見られてしまったようですね」(エンタメ誌ライター)
病人に見せるために4時間もの特殊メイクを要するほど健康自慢の土屋だが、今回はそのサバサバした「体育会系ノリ」を出しすぎてしまったようだ。
(岸里徹)