間違いなくいい人であることは浸透したけれど…。
26日、バラエティ番組「誰も知らない明石家さんま」(日本テレビ系)が放送され、さんまにまつわる神対応エピソードが大放出された。
さんまといえば、プライベートやどんなに疲れている時でもサインや写真撮影の依頼を断らないことで知られているが、番組ではさんまと写真を撮った一般人から画像を募集。その時のさんまの振る舞いを再現VTRとともに紹介した。
ファンからもらった誕生日プレゼントをイベントや雑誌のインタビュー時に身に着けていたり、女性自衛官に励ましの言葉を送ったりと、そのエピソードは多くの人に笑顔と勇気を与える“神対応”と言うにふさわしいものばかりだ。写真やサインに応じる理由についてさんまは、自分にとっては当たり前の1日かもしれないが、「その人にとっては人生に一度の出来事かもしれない」という想いで対応していることを明かした。
当然のことながら、視聴者からは「さんまさん、イケメンすぎだろ」「実際に会ったことあるけどマジでいい人」「この業界で長く人気な理由が分かる」などと、絶賛の声が多数上がった。ただ、その一方で「さんまがいい人なのは知ってる」「文句なしに神対応だけど、3時間もそれを伝えられてお腹いっぱい」「出来過ぎた話が多すぎて、胡散臭く感じちゃう」「1時間で十分だろ。『イッテQ』の方が見たかった」といった意見も一部あった。
「これだけたくさんのエピソードが視聴者から番組に届き、神対応を受けた当人もインタビューに登場しているのですから、さんまが普段から神対応をしていることは間違いないでしょう。しかしこんな美談ばかりを3時間も伝えられても、すでにさんまの人柄を知っている人なら、もういいよとなったのでは? 菅田将暉ら他の出演者をクローズアップする時間をもう少し増やしてもよかったかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
さんまがいい人であることは今回、若者にもしっかり伝わったはず。当分はこの手の番組は温存しておいた方がいいかもしれない。
(権田力也)