バーベキュープラットフォームサービス「デジキュー」を提供する株式会社デジサーフによると、今年のBBQのトレンドが、「手ぶら」と「塊肉」だったとか。塊肉といえば、最近では肉バルなどでも、赤身の塊肉はすっかりお馴染みですよね。食卓に上れば、薄切り肉とは違い、見た目が豪快で特別感があり、パーティー気分で盛り上がれそうです。
さて、その塊肉ですが、焼くのにちょっとハードルが高い、と思われているかもしれません。そんな場合には、よくスーパーで見かける、厚めのステーキ用を選んでみるのもよさそうです。公益財団法人日本食肉消費総合センターによると、ステーキ用の牛肉を選ぶときには、ドリップ(解凍したときなどに出る赤い汁)が出ていない・きめが細かい・しっとりとツヤがあるものを選ぶといいそうですよ。
ちなみに、塊肉は焼き方によって美味しさが変わるそうなので、上手に焼きたいものですね。塊肉は、最初は強火で、表面をこんがりといい色になるまで焼き、肉汁を中に閉じ込めるのが基本。その後、火を弱めて中に火が通るようにじっくり焼き上げます。中は焼き過ぎず、余熱で中の温度を均一に仕上げるのがコツです。
焼き過ぎず、といっても、生焼けは厳禁。厚生労働省は食中毒予防のために、肉はよく焼いてから食べるよう注意喚起しています。また、肉を焼くときに使った箸やトングなどは、細菌がついている可能性があるため、食べるときには新しい箸を使用することがポイントなんだとか。年末年始のホームパーティなどでも活躍しそうな塊肉、豪快に焼いてみてはいかが?