タレント・清水アキラの三男で、法律違反の薬物の罪に問われた元タレント・清水良太郎被告に対し、東京地検は22日、懲役1年6カ月、執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。判決によると、良太郎は今年10月10日頃、東京都豊島区内のホテルで薬物を使用。東京地裁は「依存性は認められるが、家族による監督も見込める」との見解を示した。
12月15日に行われた初公判では、薬物を使用したきっかけについて、17年7月のライブに向けて曲作りを急いでいたとき「使うと作詞がはかどるという噂があったから」と説明。しかし実際にうまく書けたかと聞かれると「全然書けなかった」と答えていた。
「良太郎というと、ものまねタレントや俳優のイメージが強いのですが、作詞・作曲もこなしています。意外といい曲を書いているんですよ。ちょっと昔のフォークソングを思わせるような楽曲もあり、しみじみと聴かせてくれます。その頃はクスリになんて手は出してないでしょうから、そんなものに頼る必要はありません」(エンタメ誌記者)
YouTubeで検索すると、良太郎の作詞・作曲した曲がいくつか出てきて好意的なコメントもあった。『夢』という曲では「これって…こないだニュースにでてた方の歌なのかな…。すごいいい歌だなぁと思った」。『きっと会える』という曲に対しては「こんな素敵な歌作れて素敵な歌声なのにもったいないよ。良太郎君、この歌の歌詞の様にまた会えると信じてます。頑張れ~清水良太郎」とあった。
その『きっと会える』の歌詞には、次のような一節がある。
〈いつまでも忘れるなよ ゆがんでたあの頃を また会えるさ、きっと また会える それまでさようなら〉
また会いたいというファンのためにも、しっかり更生してほしい。
(石田英明)