1月7日放送の「トドメの接吻」を皮切りにスタートする2018年1~3月期民放ドラマ。中でも注目されているのは「ジャニーズ主演対決」だ。
トップを飾るのは、9日から放送されるKAT-TUN・亀梨和也の復讐サスペンス劇「FINAL CUT -ファイナルカット-」(フジテレビ系)。 続いて13日から、Hey!Say!JUMP山田涼介主演の「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに」(日本テレビ系)が始まる。題名はシリアスだが内容はホームコメディだ。
翌14日は、Season Iの平均視聴率が17.2%の高い数字をマークした嵐の松本潤の「99.9─刑事専門弁護士─ SeasonII」(TBS系)が放送開始。そして、いよいよ18日からは、木村拓哉がボディーガードに扮するヒューマンドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)が始まる。脚本の井上由美子氏とは「GOOD LUCK!!」「エンジン」以来のタッグで、大きな期待が寄せられている。
ジャニーズタレントが主役を張るのはこれだけではない。22日には、深夜枠ながらジャニーズWESTの藤井流星と濱田崇裕がW主演する「卒業バカメンタリー」(日テレ系)がスタート。エリート男子大学生4人組の青春をドキュメンタリーチックに描いている。
しんがりを務めるのは滝沢秀明だ。2月3日から始まるサスペンスドラマ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」(フジ系)で、初の弁護士役に挑戦している。
「今期のジャニーズ主演ドラマで特徴的なのは、滝沢以外の作品はすべてオリジナルということです。原作がない場合、視聴者側に主人公のイメージがありませんから、演者自身が役を作り込め、ある意味のびのびと演技ができます。その反面、演技の解釈が視聴者に伝わらなければ失敗する怖さもあり、役者としての力量が問われます」(テレビ誌ライター)
このところ、ネガティブな話題が多かったジャニーズだが、ドラマの世界でどれほど視聴者を魅了できるか? 視聴率競争で誰がトップになるのかにも注目だ。