5年間に4子を授かり、約6年間にわたり産休・育休中のNHKの青山祐子アナウンサーが、神田うのが開いたクリスマスパーティーに参加したことを年末のデイリースポーツが報じた。この記事に疑問を呈したのが、情報番組でコメンテーターとしても活躍しているタレントのフィフィだ。フィフィは、「批判を覚悟で言うが、これが民間ならご自由に。でも受信料を徴収するNHKで、こんな長期産休中に一部給与が払われ続けてるとすれば、それって報酬としてなの?」とツイート。青山アナを非難するものではなく、子育て支援制度を考えるうえでの問題提起が目的と説明したうえで、「6年産休を認めてポストを確保させる余裕、民間には無いね。無給だとしてもここまで長期で社保とか手当とか何らかの保障して、これを働くママの子育て支援と言うなら違う気がする」といった追い打ちをかける投稿をしている。
この一連のツイートには否定的な意見も見られているが、ネット上では「フィフィが言ってることは正論だろ」「6年産休なんて聞いたことない」「民間企業ならあり得ない」「うちは受信料払うだけでも結構しんどい経済状況だから、はやく職場復帰したのに6年も産休はイラッとする」など、否定派を大きく上回る賛成意見が見受けられている。
「NHK名古屋放送局の男性営業職員が受信料58万円を着服した問題で懲戒免職処分になったというニュースが重なったことで、なおさら視聴者の不信感が高まったのでしょう。今回、フィフィが取り上げた青山アナの記事は、産休中の青山アナが神田うの主催のクリスマスパーティーに参加し、サンタのコスチュームを披露しているということをメインで紹介しています。そのことについても『6年間産休して呑気にサンタコスかよ。ありえないわ』『サンタ風コスが余計にイライラを誘う』などといった批判がありました」(エンタメ誌ライター)
その2日後の27日には、都内で神田うのやドン小西を招いたセレブ感あふれる青山アナの誕生パーティーも開かれたという。NHKにはぜひ、青山アナの待遇について説明してほしいものだ。
(田中康)