女優の鈴木砂羽が、1月9日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)にゲストコメンテーターとして出演。昨年、自身が主演・初演出を務めた舞台で、女優が降板した事態について“陥れられた”と思っていることをさりげなく明かした。
この日の番組では、昨年9月のカヌー・スプリントの日本選手権に出場した鈴木康大選手が、小松正治選手の飲み物に禁止薬物である筋肉増強剤を混入、小松選手がドーピング検査で陽性となっていた件について取り上げた。そこでコメントを求められた鈴木は「芸能界、こんなことばかりですよ」と話したのだ。
MCのふかわりょうが「陥れられたこと?」と問うと、鈴木は「ありますよ。やっかみが強い世界」と回答。「いつ?」とさらにふかわが追及すると、「去年」と一言、憮然とした表情で答えた。
鈴木が釈然としない思いでいるのは、舞台「結婚の条件」に出演が決まっていた女優2人が開幕2日前に突然降板した件であることは想像に難くない。降板を申し出た女優は、鈴木から土下座強要など「人道にもとる数々の行為」を受けたとマスコミに訴えた。だが、真偽については双方の意見が全く食い違い、その後に舞台は無事開演したこともあって、世間からは忘れられていた。
芸能ジャーナリストは「バラエティ番組でブレイクしていた鈴木への嫉妬もあるのでは」と推察する。
「鈴木は、人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で寺脇康文演じる初代相棒・亀山薫の恋人役で一気に知名度を上げました。それまで、脇だった鈴木が、舞台の主演だけでなく初めて演出も手掛けたことに嫉妬心が芽生えた人が、芸能界に少なからずいるのでしょう」
同番組では「酒豪のように言われていますが、実はお酒弱いんです」とも言っていた鈴木。酒豪で気の強いイメージは、同世代女優の佐藤仁美と勘違いされているからかもしれない。