亀梨和也の主演ドラマ「FINAL CUT」(フジテレビ系)の第2話が1月16日放送され、平均視聴率は初回の7.2%から6.5%に落ち込んだ。
このドラマは、保育園に通っていた女児が殺害された事件で、園長がメディア操作で容疑者として浮上。自死に追い込まれる。その園長の息子・中村慶介(亀梨)が母親の無実を追及し、勝手な意図で編集した映像を流した人たちへの復讐を描いている。
これまで、フジの復讐劇と言えば、草なぎ剛が主演した「銭の戦争」「嘘の戦争」がいずれも2ケタ台だったことから、ネット上では「やっぱり主演は、草なぎがよかった」などの意見が飛んでいる。だが、テレビ誌ライターは「同じシーンが何度も流れることが敗因ではないか」と推測する。
「過去に起きたことに対する復讐劇なので回想シーンが出てくるのは理解できますが、あまりにも多すぎる。しかも回想場面は、亀梨じゃない人が演じていますからね。亀梨が演じているシーンは、放送時間の半分くらいじゃないか。亀梨のスケジュールが忙しくて、尺が取れないから苦肉の策で回想シーンを増やしているのかと疑いたくなります」
亀梨の演技を楽しみにしていたファンにとっても、期待外れだったようだ。