嵐の松本潤主演ドラマ「99.9─刑事専門弁護士─SEASONII」(TBS系)の第2話が1月21日21時から放送され、平均視聴率は初回放送の15.1%から18.0%にジャンプアップした。
同日は、20時から22時15分まで、人気ドラマシリーズ「相棒」の劇場版「巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」(テレビ朝日系)が放送されたが、こちらの平均視聴率は9.2%。「99.9」の圧勝だった。
「『相棒』は、2016年12月に芸能界を引退した成宮寛貴さんが出演していた作品だったので、視聴者を持っていかれて『99.9』は数字が下がるのではと危惧していた関係者もいましたが、杞憂に終わりました」(TBS関係者)
では、大きく視聴率が伸びたのはなぜか? テレビ誌のライターは次のように分析する。
「従来なら、松本演じる主人公・深山大翔の父親の冤罪事件を最終回まで引っ張るパターンですが、第2話で早々に解明した。このスピード感もいいですね。今後は、新メンバーとなった木村文乃演じる尾崎舞子の謎の部分にスイッチしていく気配が、ストーリー展開へのワクワク感を増幅していると思います」
これまで、「半沢直樹」や「下町ロケット」など、数々の高視聴率ドラマを生みだしてきたTBS日曜劇場。「99.9」も、20%超えの期待感が高まる。