コールドプレイの楽曲「ヒム・フォー・ザ・ウィークエンド」はビヨンセのボーカルが加わったことで完全に曲が変わったそうだ。4日にリリースされたコールドプレイのニューアルバム「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」に収録されているこの曲は、ビヨンセの声によりバンドが必要としていた魔法のような仕上がりになったそうで、ベースのガイ・ベリーマンは「あれはすごかったね。彼女がやってきて、自分のパートをやったんだけど、とにかくこれぞプロって感じだったよ。5分くらいしかいなかったんじゃないかと思うんだけどね。だから、俺たちの曲を彼女が歌ってくれたことは感激さ。彼女はあの曲をまさに別の物へと変えて、俺たちが心から誇りに思えるような作品にしてくれたんだ。ちょっと控え目なんだけど、そこが俺は気に入っているんだ。彼女はとにかく素晴らしいし、しっかりした愛らしい人だよ」と語った。
コールドプレイはこの曲を当初、パーティ向けの曲にしようとしていたそうだが、ビヨンセが違った捉え方をしたそうで、BBCラジオ1に登場した際ガイは「最初は違った雰囲気だったんだ。クリスはパーティ用の曲みたいのにしたかったんだよ。だから歌詞は『飲み物は俺のおごりだ』っていうものだったんだよね」「それで俺たちは『それはまずいだろ』って言って、その曲の全体のストーリーが変わったんだ。そこからビヨンセに歌を頼んだら、とてもありがたいことにやってくれるって言ったんだ」と説明した。
そんな待望のニューアルバム「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」にはビヨンセのほか、ノエル・ギャラガーやクリス・マーティンの元妻グウィネス・パルトロウなど数々のスターが参加している。