2月2日、朝の情報番組「あさイチ」(NHK)の司会を、有働由美子アナに続きV6井ノ原快彦も3月いっぱいで降板することがわかり、波紋を呼んでいる。
2人は番組がスタートした2010年春から司会を担当。連続テレビ小説の放送直後に、2人が素直に感想を語り合う「朝ドラ受け」も番組名物だっただけに、ネット上では「4月からは2人の朝ドラ受けも見れないなんてショック!」「どうしていっぺんに2人が降板するの?」「すでに“イノッチ&有働ロス”のカウントダウンが始まった」といった嘆きの声が噴出している。
「朝の情報番組戦争と言われる状況の中で、『あさイチ』は井ノ原と有働という2人の朝の顔により独走状態でした。しかも性をはじめ朝の番組では取り上げにくい内容も2人のコンビネーションにより、絶妙な硬軟バランスを保ち成功させてきました。関係者によると、有働アナが降板を言い出した時点で『井ノ原も降板を言い出すのでは?』と恐れられていたそうですが、結果的にその通りになってしまいました。NHKもこの大打撃に頭を抱えているのでは」(テレビ局関係者)
前番組だった「生活ほっとモーニング」の視聴率は7%前後だったのに対し、「あさイチ」はスタート後およそ1カ月で10%超えを記録したと言われている。有働アナの後任には「ブラタモリ」で人気の近江友里恵アナが決定しているが、「あさイチ」のブランド力を4月からも存続させるために、NHKはどんな手を打ってくるのだろうか。