2月6日、情報番組「あさイチ」(NHK)のメインキャスターを務める有働由美子アナとV6井ノ原快彦の2人が3月いっぱいで番組を降板し、有働アナの後任には近江友里恵アナが起用されることが発表された。
「2人の卒業の噂が出ている頃から、近江アナの名前は上がっていました。熊本、福岡放送局を経て、16年から東京勤務になった彼女は、その年の4月から人気番組『ブラタモリ』のアシスタントに抜擢され、去年の4月からは『おはよう日本』のキャスターを務めるなど、早くから“ポスト有働”との期待が高かった」(テレビ誌記者)
民放の女子アナのように華があるわけではないが、小学校5年生から高校2年生まで読売新聞のジュニア記者として活動。高校時代には全国放送コンテストに入賞。大学時代はテレビ朝日のアナウンサー養成講座に入り、CS局のニュース番組でアシスタントを務めたこともある実力派だ。
「人気だった桑子アナの後を受け『ブラタモリ』を担当してすぐ、伊勢神宮を巡る放送では18.6%の高視聴率を記録。台本のない番組にもかかわらず、タモリとのやり取りも軽快で評判は上々です」(番組関係者)
そんな近江アナだが、東京異動になって早々に朝から視聴者を騒がせる“事件”を起こしている。
「16年6月の『おはよう日本』の“まちかど情報室”に出演した際、ギンガムチェックのブラウスを前後ろ逆さまに着て出てしまい、朝からネットでは大騒ぎ。広報から間違いを謝罪するコメントまで出る一幕もありました(笑)」(前出・テレビ誌記者)
近江アナの「あさイチ」起用には早速「近江ちゃん(嬉し泣き)あさイチMC就任おめでとうございます」「また出世したな」とネットに祝福の声があがり、「ブラタモリはどうするんだろ」と「ブラタモリ」の今後を心配するコメントまで。
今年30歳を迎える近江アナにとって、飛躍の年になりそうだ。
(窪田史郎)