みなさんは、オフィスで「どうも考え方が合わない」という人はいませんか? そんなとき、どんな風に対処すればいいのでしょうか。もちろん、人それぞれ捉え方や克服方法は違いますが、そのヒントをちょっとだけ探ってみましょう。
密蔵院和尚の名取芳彦さんの著書「感情的にならない生き方」(PHP研究所刊)で述べられている解決方法は、「相手の価値観を変えるより、自分の価値観を柔軟に変化させる」こと。そのほうが、お互いに穏やかで機嫌よくいられるからなんだとか。「それもいいかもね」という心の余裕を持っていれば、のんびり構えていられますし、いつか相手の価値観も変わるかもしれません。
一方、別の考え方もあります。プレジデントオンラインの連載企画「門外不出のノウハウ」で、セブン-イレブン・ジャパン取締役常務執行役員商品本部長の鎌田靖さんが話していましたが、「みんながトイレに行くから自分も」という社員は、成功しないのだそう。人のマネをしないのがセブン-イレブン流というわけですね。そもそも、仕事中は他人の価値観は気にせず、お客さんのことだけをみているのだそうですよ。
これは、「人に合わせるのではなく、本質を見抜いて行動することで答えはみえてくる!」ということなのでしょう。意見の相違があったときは、これも一つの方法かもしれませんね。