みなさんは自分の顔を鏡に映した時、どんなことを感じますか? もしかしたら「あらやだ、老けたかも!」と焦ることもあるかもしれません。
ドクターシーラボが30~59歳の女性に行った「老化」に関する調査では、「身近な女性の老化を感じる時はどんな時?」の問いに対し、1位になったのは「顔のたるみが増していた時」でした。そして2位は「白髪や抜け毛」、3位が「シミ」、4位が「シワ」という結果に。この結果の逆をいえば、たるみをなくせば若返る可能性が高いということです。では、たるみを取るにはどうすればいいのでしょうか。
皮膚科医の吉木伸子さんの著書「新版 今さら聞けないスキンケアの正解」(主婦の友社刊)によると、顔のたるみは表情筋のたるみなのだとか。加齢によってコラーゲンが減ると、筋肉もたるみます。そして、筋肉は皮膚にくっついていることから、筋肉が衰えると、顔の肌までたるみがちになるんだそうですよ。
なので、たるみを予防するには、表情筋の「筋トレ」をするといいそう。また、筋トレに加え、ビタミンC誘導体やレチノールなど、肌老化を予防する成分が配合された化粧品を使うのもいいそうですよ。
反対にNGなのは、肌をひっぱるマッサージ。逆効果になってしまう恐れもあるので、避けるようにしましょう。