40代半ば頃から始まるといわれる更年期障害。婦人科を受診して対策することもできるようですが、実際に、どんな治療が行われるのか気になりますよね。
公益社団法人日本産科婦人科協会と公益社団法人日本産婦人科医会の「産婦人科診療ガイドライン──婦人科外来編2014」によると、更年期障害の治療法としては、「ホルモン補充療法」「漢方療法」「カウンセリング・向精神薬」などがあるようです。中でも、のぼせ・ほてりなどのホットフラッシュや、発汗・不眠などの自律神経症状が主な症状である場合、ホルモン補充療法が行われるそうですよ。
女性の健康とメノポーズ協会によると、ホルモン補充療法とは、「女性ホルモン(エストロゲン)を補充する療法」であるとされており、現在日本では、飲み薬、貼り薬(貼付剤)、塗り薬(ジェル)が医師によって処方され、健康保険が適用されるそうです。
その他、福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター センター長の水沼英樹さんによると、漢方は一部を除き保険適用され、抗うつ薬、抗不安薬などによる治療も、保険適用されるといいます。
症状によってどの治療法になるかは分かりませんが、一般的には保険適用がされるようです。気になる症状があれば、一度婦人科を受診してみるといいかもしれません。