お笑い芸人でパフォーマーの渡辺直美が2月28日、美容サロンのPRイベントに出席した。
記者から「100%で取り組んでいることはあるか」との質問に「深夜2時のラーメンを100%で食べています。みんなは避けるかもしれませんが、私も逆に維持しないといけないので」と答え、会場は笑いの渦に。
最近は、テレビの出演が以前よりも減ったように思われる渡辺だが、“ポッチャリ体型のパフォーマー”として世界中からオファーが殺到。活躍の場を海外に広げていたからだ。
自身の体型を生かした、時には自虐的な写真をInstagramにアップし人気の渡辺だが、「初めて痩せようと思った」エピソードを昨年10月、Instagramで明かしている。それによると、芸人仲間で同じポッチャリ体型の澤部佑と食事に行った際、左右に車が停車していたため、車から降りられなくなり「ヒヤリ」としたとのこと。
この記述には多分に笑いが含まれているが、事態はもう少し深刻のようだ。渡辺は2013年に一度、減量を真剣に考えたことがある。番組のロケでニューヨークを訪れた時のこと。実力派のドラァグクイーンの舞台「LIPS」に、スペシャルゲストとして出演した時だった。
NYの舞台に立つのが夢だった渡辺だが、人気者になってから体重が増えて「膝の爆弾とか腰とかをかばいながらやっている」と、デビュー当時ほどのパフォーマンスができないと不安を吐露。それでも「膝が爆発してもいいくらいに思い切り踊ろうと思う」と意気込んだ。結果、会場は渡辺のビヨンセのモノマネをスタンディングオベーションで絶賛した。
「この番組をきっかけに、渡辺は翌14年からNY留学しました。ですが、体重を減らすことができず、いまでも腰や膝、足首などにかなりの負担がかかっているようです」(芸能記者)
ポッチャリの愛くるしさか、キレッキレのパフォーマンスを取るか、悩みどころのようだ。