実力派女優の満島ひかりが3月1日をもって所属事務所「ユマニテ」から独立、フリーで活動していくことが明らかになった。同日の事務所のHPには「プロダクションという枠に守られる形でなく、すべて 自分の責任のもと 自由に 独りでやってみたいという 本人の意思を尊重することにいたしました」とのメッセージを掲載、事務所を離れた後も満島をサポートしていく意向を明らかにした。
「ユマニテには東出昌大や安藤サクラ、門脇麦などの若手俳優、樋口可南子や根津甚八らの大物俳優も所属。その中でも満島は同事務の看板女優となっていました。その彼女を快く送り出した事務所の度量の深さには驚きました」(女性誌記者)
今回の満島の決断には〈素敵な女優さん、これからも活躍して欲しいな〉〈満島ひかりは天才だから自由に何でもやれる方がいいね〉とSNSに応援コメントが続出。さらに、送り出した「ユマニテ」に対しても、〈飛び立つタレントにこんなはなむけの言葉もあるのだなあ〉〈良い会社だなあ。。。〉といった賛辞が寄せられている。
最近の満島は、元Folderのメンバーで去年大ブレイクしたアーティスト・三浦大知のライブにサプライズゲストとして登場するなど、アーティスト活動にも力を入れていた。独立後は、こういった動きも加速するのかもしれない。古くからのファンは嬉しい限りだ。
ただ、こんな危惧もあるようだ。
「独立といえば、ちょうど1カ月前に大手芸能事務所から独立した小泉今日子のケースが思い出されます。2人は去年、ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)で共演しており、もしかしたらフリーになることも相談していたかもしれません。独立をきっかけに、あのキョンキョンですら不貞騒動で批判の矢面に立たされましたから、何らかのトラブルが起きたときに心身をすり減らさないといいのですが…」(スポーツ紙デスク)
満島ひかりの前途にはどんな未来が広がっているのか。健闘を祈りたい。
(窪田史郎)