3月2日に「第41回日本アカデミー賞」の授賞式が行われ、是枝裕和監督の映画「三度目の殺人」が作品賞や監督賞を含む6冠に輝いた。
「是枝監督はいまや日本を代表する映画監督となりました。国内ではもちろん、海外からの評価も非常に高い。13年の『そして父になる』では、今回の『三度目の殺人』にて弁護士役を務める福山雅治が初の父親役を演じ、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しています。今後も彼の時代は続くでしょう」(映画関係者)
本作ではその福山に加え、役所広司や吉田鋼太郎、斉藤由貴や広瀬すずなどそうそうたるキャストが出演。いまや“是枝組”の一員になることは勝ち馬に乗るのも同然であり、数多くの俳優が是枝作品への出演を熱望している状況だ。
「木村拓哉も是枝作品に出演したがっているともっぱらの噂です。というのも木村は映画出演が多いものの、未だに日本アカデミー賞とは無縁。ジャニーズ事務所では先輩の本木雅弘が08年に『おくりびと』で最優秀主演男優賞に輝いたほか、最近では14年に『永遠の0』で岡田准一が、翌15年には『母と暮らせば』で二宮和也も同賞を受賞。その一方で木村は06年の『武士の一分』で優秀男優賞にノミネートされたものの、当時はジャニーズ事務所が賞レースに参加しない方針だったため、辞退していたのです。それゆえ今もっとも乗っている是枝作品に出演することで、受賞を狙いたいと思っても不思議ではありません」(前出・映画関係者)
はたしてキムタク主演の是枝映画は実現するのか?
(浦山信一)