五輪連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦選手。その師であるブライアン・オーサーコーチが、意味深なコメントを残したという。かねてより、オーサーと羽生選手は折り合いがよくないのではと噂されていたのだが‥‥。
「オーサーは取材に答えて『羽生がどんな決断をするかわかりませんが、今回のオリンピックが終わった後、ハビエル(・フェルナンデス選手)が引退するのは知っています』と答えたそうです。これが、羽生選手は自分には相談に来ないから知らないと突き放したようにも聞こえれば、引退するハビエル選手と同様、羽生選手も引退するだろうというようにも聞こえるのです」(スポーツライター)
北京五輪での3連覇も期待されている羽生選手が引退となれば、大きなニュースになるはずだ。
「そうとも取れる発言ではありますが、羽生選手はまだ引退しないでしょう。あれだけはっきりと記者会見でもう少しやると言っていますからね。しかし、3月21日からの世界選手権は欠場することを発表。ケガの具合によっては休養の期間が長くなることは考えられます」(スポーツ誌記者)
羽生選手は平昌五輪について「自分の人生そのもの」「人生の全てをかけた」と発言。すべてを出し切ったという万感の思いから、引退を示唆したのではないかという意見がある一方で、四回転アクセルを実現させるという新たな目標があるので引退はしないという意見も。真相は本人のみぞ知るだが、ひとまずケガをしっかり治して、ぜひとも新たな気持ちで新しい課題にチャレンジし続け、できる限りその選手生命を伸ばしてほしいものだ。
(芝公子)