木村拓哉の主演連ドラ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)が、いよいよ大詰めを迎えている。木村は民間警備会社の身辺警護人を初めて演じているが、1月18日放送の初回では、隅田川で開催されるマラソン大会のシーンがあった。このエキストラになんと、五輪選手が参加していたという。
「なでしこJAPANとして2008年の北京五輪、12年のロンドン五輪に出場した永里優季選手です。11年のW杯優勝に大きく貢献したのも記憶に新しい。現在は米国シカゴ・レッドスターズに所属しているため、アメリカで暮らしていますが、昨年12月に帰国した時にエキストラ募集の告知を発見。応募したら、当選したそうです。役はマラソン選手。木村さんと2年前に共演したことがあったため、純粋に再会したかったのだとか」(テレビ情報誌ライター)
撮影は千葉県立柏の葉公園内の総合競技場で行われた。永里選手はバレないように、マスクを着用して、ウォーミングアップ。ダッシュをしたり、ストレッチをしたりしていると、客席での撮影を終えた木村が下りてきたという。すると、バッチリ目が合った。永里選手は咄嗟にペコリと礼をすると、木村のほうから近寄ってきたのだとか。
「ほかのエキストラに迷惑がかかってはいけないと、永里さんは一般人に紛れていたといいます。でも、木村さんのほうから『何やってんの?』と近づいてきたので、『オフシーズンで帰ってきて、こういう撮影があるっていうんで応募したら通ったんです。超持ってませんか?私』と明るく返したそう。スタッフは最初、木村さんがエキストラの1人を呼びだしたと不審に思ったそうですが、あとでちゃんと紹介されて一同仰天したとか」(前出・テレビ情報誌ライター)
永里選手の走行シーンは、しっかりオンエア。ほかのランナーと明らかに違うフォームを見せていた。
(北村ともこ)