3月22日発売の「週刊新潮」が、2018年入局の新人女子アナは芸能プロ出身者が多いと報道。記事ではその理由として、芸能プロは所属タレントの男性関係まで厳しくチェックしており、スキャンダルの心配がないことなどを挙げている。
その中の有望新人の1人がフジテレビに入社する井上清華アナ。彼女はお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実のファインプレーによって、女子アナへの道が開けたとの見方が出ている。
井上アナは青山学院大学在学中に芸能プロダクションの「スプラウト」に所属し、報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のお天気キャスターを担当していた。まさに芸能プロ出身の新人女子アナだ。この輝かしい経歴を強力にアシストしたのが徳井だった。
というのも、15年2月放送のバラエティ番組「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)で、徳井は美女探しのために青学大に潜入。その徳井の目に止まったのが井上だった。徳井は彼女に「お姉さん、ミス青山出たら獲るんちゃう?」などと大絶賛。このロケがきっかけで井上は、2015年度のミス青山学院大学に応募し、見事ファイナリストに選出されている。
同年12月に放送された同番組では、セント・フォース(フリーアナウンサーやキャスターが所属する芸能事務所)のスカウトマンという設定で再び徳井は青学大のミスコンに潜入。徳井は「僕の中では井上さんですね」と井上を猛プッシュ。ミス青学大の栄冠こそ逃したが、その後、井上はセント・フォースの女子大生タレント部門に当たるスプラウトへの所属が決まり、「NEWS ZERO」のお天気キャスターの座を射止めたというわけである。
「16年6月21日に放送された同番組で、井上と徳井は再会を果たしました。そこで井上は『徳井さんに見つけていただいたおかげで、素晴らしい経験をできています。本当にありがとうございます』とお礼を言っていました。実際、徳井が井上を発見していなかったら、女子アナへの道は開けていなかったかもしれません」(テレビ誌記者)
井上アナは、徳井に足を向けて寝られないだろう。
(石田英明)