俳優の岸谷五朗と寺脇康文の演劇ユニット「地球ゴージャス」が、2016年1月より赤坂ACTシアターで、舞台「The Love Bugs」を公演することが発表された。出演は二人のほか、蘭寿とむ、大原櫻子、平間壮一、マルシア、そして城田優が初出演することが決まっている。
最近の城田はドラマ主演をこなすなど、その活躍も目覚ましいが、実は俳優になってからも長いことコレといった仕事がなく、オーディションにも落ちまくっていたそうだ。
そんな頃、親友の山下智久から何気なく言われた言葉が「すぐに咲く花なんてないじゃん」。当時、城田はその一言に大きく救われたという。
「そもそも城田と山下が知り合ったのは高校一年生のときです。同じクラスだった二人は『P』『優』と呼び合う仲で、いつも行動を共にしていたとか。あまりの親密ぶりに、周囲からは『二人はデキているのではないか?』とさえ噂になったこともあるそうです。当時、すでにジャニーズで忙しい日々を送っていた山下は、オール2という成績で追試を受けないといけない状態でしたが、クラスでも成績の良かった城田は山下が前日ドラマで朝4時まで撮影だった時も、自転車で迎えに行っては勉強を教え、20点以下しかとったことがない山下を89点という好成績を取れるまでに伸ばしたんです。これを機に山下は『優にこれ以上迷惑はかけられない』と一念発起して猛勉強。やがて城田を抜いて、明治大学に入るまでになったと番組の中で話しています」(芸能ライター)
そんな二人はこれまでドラマなどでの共演はなかったが、昨年、山下がパーソナリティを務めるラジオ「CROSS SPACE」にゲストととして呼び、初共演が実現。ラジオだったこともあり、プライベートトークかと言わんばかりの気さくな様子をファンに見せたのだった。
「城田のミュージカルで培った表現力や歌唱力は、ドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)でも披露されましたが、その声は前述の寺脇康文に『神の声』と称され、岸谷五郎からも『開けたい魅力の箱を持っている』と、今回の舞台オファーの理由を語っています」(前出・芸能ライター)
「遅咲きの花」城田が、今度は山Pを追い抜く番かもしれない。
(琴葉)