歌手のGACKTが、女優・二階堂ふみとのW主演で高校生役を演じることが4月8日に明らかになった。その作品は、映画「翔んで埼玉」。1980年代にアニメ化された人気漫画「パタリロ!」の原作者・魔夜峰央氏のマンガを実写化する。
「この漫画は、作者の魔夜氏が当時住んでいた埼玉県をネタにして『埼玉から東京に行くには通行手形がいる!』『埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせておけ!』など、過激なセリフが話題を呼び“地方ディスマンガ”の火付け役となった作品。GACKTはこの映画で、容姿端麗のアメリカ帰り、ところが残念なことに埼玉県出身の転校生・麻実麗役を演じることが決定しました」(映画関係者)
それにしても、現在44歳のGACKTが高校生役とは、なんとも大胆なキャスティング。しかしこれには、原作者の熱いラブコールがあったという。
「この麻実役は、魔夜氏のたっての願いもあってGACKTもオファーを受けたようです。2007年にはNHK大河ドラマ『風林火山』で、上杉謙信役を演じるなど俳優経験も豊富なGACKTですが、なんといっても18歳の高校生役。本人もオファーを受けた時は“設定に無理があるんじゃないか?”と、思ったという。しかし、以前から魔夜峰央作品のファンだったため、しかも先生からの指名とあって、受けることにしたそうです」(女性誌記者)
GACKTのまさかの高校生役に、ネットは早くも騒然。「GACKT様が高校生役…有りだと思います!」「翔んで埼玉の実写の高校生役に原作者指名でGACKT様って観るしかないな」と、期待のコメントが上がる一方で「GACKTが高校生役って、いくらなんでもムリヤリ過ぎない?」など、賛否両論の意見が飛び交っている。
果たしてGACKTのこの挑戦は吉と出るか。早くも来年の映画公開に向け、波紋を呼びそうだ。
(窪田史朗)